女性調査隊が行く!みんな大好き?!ラブホツアー

マイ：

こんにちは。休憩を挟んで座談会を再開したいと思います。
今回もゲストに同じく調査隊のユカ、そして全国のラブホ調査の際にボディーガード兼ドライバーを務めてくれたマナブさん、
さらに外資系ホテルチェーンで働く現役のホテルマン、藤澤さんの4人でラブホテルの新しい利用方法を考えたいと思います。

マナブ：

ちょっと

マイ：

はい

マナブ：

これ、録音してるけど、後で文字に起こしてWBedのホームページに掲載するんでしょ？

マイ：

そうです。

マナブ：

なら、紹介をもっと丁寧にしなさい。

マイ：

はい？

マナブ：

どうも、私、ボディーガード兼ドライバーで、筋金入りのゲイでもあるマナブと申します。
得意なプレイは、、、まあ、若い子もたくさん読んでくれているみたいだから、やめておきます。

一同、笑う。

藤澤：

すごそうですね。

マナブ：

試してみる？

藤澤：

（笑）すみません。結構です。

マナブ：

奥さん、上手なの？

藤澤：

（笑）はあ、普通だと思います。

マイ：

藤澤さん、別に答えなくていいですからね。では、座談会、今回も開催したいと思います。

マイ：

では、今回もラブホテルの新しい活用方法について考えていきたいと思うのですが、漠然と考えていても仕方ないので、テーマをクリスマスに絞ります。事前にクリスマスのラブホ利用でいろいろアイデアを考えてきていただいたと思うので、皆さん順番に披露していただけると幸いです。では、まず藤澤さん。

藤澤：

はい。やはり、パーティー利用ではないでしょうか？　ラブホテルの空室率は、クリスマスシーズンになるとどの程度なのですか？

マナブ：

やっぱり、混むわよ。私も昔、彼氏と一緒にクリスマス当日に新宿のラブホ街をウロウロしていたんだけど、もう駄目、行く先々で満室よ。

ユカ：

でもそれ、男同士だったからじゃないですか？

マナブ：

失礼ね。男とゲイよ。

マイ：

でも確かに、クリスマス当日は混みますよね。予約が取れるラブホテルだと、
クリスマス当日の1週間前には完全にいっぱいになってしまうと関係者の方もおっしゃっていました。

藤澤：

なるほど。当日は厳しいですね。

マナブ：

シティーホテルは空いているのにね。

藤澤：

まあ、否定はできません。

マナブ：

高いからでしょ？

藤澤：

おっしゃる通りだとも言えますが、
クリスマスのような特別な日は特別な空間で過ごしたいと考えてくださる方はたくさんいらっしゃいます。
シティーホテルは宿泊のお客さま以外にも、バー、レストラン利用のお客さまもいらっしゃいます。
おかげさまで当ホテルも多くの方に当日はご利用いただいています。

マナブ：

ちょっと、宣伝はいいのよ。

藤澤：

（笑）すみません。

マナブ：

まあ、そのくらいの誇りは持ってもらっていいわよ。いい男だし。

藤澤：

（笑）すみません。

マイ：

ところで、藤澤さんのおっしゃるクリスマスのパーティーとは、どのような人を想定しているのですか？
男女のカップルなのか、それとも同性同士の大人数なのか。

藤澤：

男女のグループを想定していました。本当に特別な時間を楽しみたいカップルの方はシティーホテルをご利用いただいて、
わいわい楽しみたい団体さまはラブホテルを利用いただければと。男女のグループで盛り上がり、
プレゼント交換をするといったイベントも素敵だと思います。
そもそも大前提として、空室があれば、という話ですが。

ユカ：

クリスマス当日はさすがに厳しいですかね・・・
クリスマス前の一週間とかはニーズがあると思うのですが、どうですか？

マイ：

同感。何だか、盛り上がりそう。

ユカ：

恋人が居たとしても、最近ではクリスマスと別の日にパーティーをする女の子、多くないですか？
当日はカップルを取り込み、当日までの一週間は女子会的な感じで
パーティー利用を提案するのも面白いと思います。

マナブ：

ところで、あんたたち学生でしょ?　いつ勉強しているの？　

ユカ：

勉強、ちゃんとしていますよ（笑）

マナブ：

なんていうかな。何のために前の戦争を、多くの方が命がけで戦ってくださったのか、
分かったもんじゃないわ。もっと、まっとうに、熱く生きなさい。地に足を付けて。

藤澤：

発言がしぶいですね。

マナブ：

そう？

藤澤：

若干。

マナブ：

宮崎駿の『風たちぬ』を観たばっかりなの。影響されやすいのよ。私。

藤澤：

そういう映画なのですか？

マナブ：

そう解釈している。

ユカ：

軌道修正しますよ。クリスマスパーティーにラブホテルを使用するという考えは、何となくニーズがありそうな気がしてきました。
特に彼氏とは別に、クリスマス前に女子で集まってプレ・クリスマスパーティーなどを開催するといいと思います。

マナブ：

いいんだけど、何をするの？　わざわざラブホテルでパーティーを開いて。

マイ：

やっぱり、コスプレですよね。

ユカ：

分かる～！　サンタさんの格好したい！

マイ：

トナカイの着ぐるみとか用意して、プレゼント交換して、皆でケーキ食べて、歌って踊ってみたいな。

藤澤：

面白そうですね。

マイ：

ですよね？

マナブ：

でも、あんたたち、クリスマスってそもそもそんなに騒ぐ日なの？

ユカ：

まあ、この際、硬いこと言わずに。

藤澤：

確かにクリスマスもハロウィンも、だんだん本来の目的が薄れて、
日本独自のクリスマス、ハロウィンになってきていますからね。

マナブ：

まあ、そこがいいところでもあるんだけど。日本の。

藤澤：

ラブホテルは食品の持ち込みはオッケーなのですか？

ユカ：

全然問題ないです。何でも持ち込めます。

藤澤：

お酒も？

ユカ：

はい。バーカウンターがあるラブホもあるので、
知り合いにシェーカー振れる人が居たら、おしゃれですよね。皆でカクテル飲んで。

藤澤：

いいですね。安く集まれそうですし。
男としては、そういった集まりにちょっと参加してみたいですけどね。
普段見慣れた女子の友だちがサンタクロース姿に扮装（ふんそう）するとか、見てみたいです。
マイちゃんとか、ユカちゃんとかの。

マイ：

ええ？　本当ですか？

ユカ：

なんか、嬉しいです！

マナブ：

ちょっと、がっかりするようなこと、言わないでくれる？

藤澤：

すみません（笑）ところで、さっきも話した気がするのですが、男女複数の利用を認めてくれるラブホテルもあるのですよね？

ユカ：

はい。最近は増えています。一気に20名集まれるパーティールーム完備のラブホテルなども今はあります。

藤澤：

女性同士で盛り上がるクリスマスパーティーも素敵ですが、
男女複数で部屋を借りて、照明を落としてキャンドルに火を灯しながら、
しっとりと楽しむラブホテルの使い方も素敵だと思います。大きなクリスマスツリーを皆で飾るっていうイベントも良さそうですよね？
片づけが大変ですけど（笑）片付けはスタッフさんがやってくれて、次のお客さんはまた一から作り直せるみたいな（笑）
集まった男女のうちで、何人かは恋に落ちると思います。

マナブ：

盛り上がれば2人だけで部屋の隅っこに行って、やればいいしね。

マイ：

では、今回藤澤さんから提案された、ラブホテルでプレ・クリスマスパーティーの案、ちょっと黒板にまとめてみたいと思います。
ラブホテルでクリスマスパーティー
【利用の手順】
1. クリスマス当日は混雑が予想されるので、クリスマス前にパーティーの日程を設定する
2. 女性同士、あるいは男女混合の大人数で利用が可能なラブホテルを探す
3. 予約を入れる
4. プレゼント交換、コスプレ、クリスマスツリーのディスプレイなど、イベントのスケジュールを決めておく
5. 持ち込む食品やお酒の分担を決める
6. 当日を楽しむ
【利用のメリット】
・ ラブホテルはカラオケなど遊び道具が豊富なので、楽しみ方もアイデアの数だけ考えられる
・ 食品やお酒の持ち込みが可能なので、安上がりで済ませられる
・ コスプレなどの楽しみ方も可能
・ 防音設備がしっかりしているので、歌ったり騒いだりしても大丈夫
・ 男女でいい気分になったら、ドキドキタイムもあるかも。。。
・ そのまま宿泊もできるので、思い切りお酒が飲める

マイ：

こんな感じでどうでしょうか？
まず、大前提としてこの案は採用でいいでしょうか？

マナブ：

そうね。いいと思う。
ただ、集まって何をするのかという部分に関して、少し弱い気がするけど。持て余さないの？

ユカ：

大丈夫だと思いますよ。特に若い女の子が何人か集まれば、ハシが落ちても笑ってしまいますから。

マナブ：

なるほどね。確かに、そういう特技があるわよね。女子には。

藤澤：

男同士ではあの雰囲気、でないかもしれませんよね？

マナブ：

なんで私に同意を求めるのよ。

藤澤：

すみません。思わず。

マナブ：

思わず、何よ。

藤澤：

弁明するほど苦境に立たされそうなので、これ以上はノーコメントで。

ユカ：

はい、では次のテーマに移りましょう！